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2 時間前
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Bibio & Dorian Concept - Hammock Portal


7月に「Shame」、8月に「Lichen Trip」を共同名義でリリースし、初のコラボレーショ

ン・アルバム『Answers』を発表したビビオことスティーヴン・ウィルキンソンとドリアン・コンセプトことオリヴァー・ジョンソンが、同アルバムより新曲「Hammock Portal」を公開。10月16日 (金) に〈Warp Records〉よりリリースされる『Answers』からの最新シングルとなる。楽曲の公開に合わせ、二人がすべてを手がけたミュージック・ビデオも公開されている。


「Hammock Portal」は、ウィルキンソンがギター・ループ・ペダルを使って制作したセッションを起点に生まれた。ジョンソンは、ハンモックで眠りにつきながらこの楽曲を聴いたことをきっかけに、そこで呼び起こされた入眠時の意識状態を音楽で再現しようと試みた。ギターの高域をフィルタリングして取り除き、突然のサウンドの爆発によって楽曲を新たな次元へと開いていく。Roland VP9000のエンコーダーを使ってタイム・ストレッチされたギター・コードが異世界的な響きを生み出し、終盤にはシンセとギターが徐々に焦点を取り戻しながら重なり合う。まるで夢からゆっくりと目覚めていくようなサウンドが広がっている。


こうした直感的な制作プロセスは、『Answers』全体を貫いている。二人は明確な役割分担や指示を設けることなく、お互いのアイデアに反応しながら、実験と即興を通じて楽曲を発展させていった。ギター、ピアノ、シンセによるメロディーに加え、フィールド・レコーディング、テープ・ループ、加工された音響テクスチャーが織り込まれている。そこには、アナログとデジタルのさまざまなテクノロジーに対する二人の共通した探究心と、馴染みのある音を変容させることで生まれる予期せぬ表現への興味が反映されている。


2009年に初めて出会って以来、15年以上にわたり、ライブや共通の興味、音楽やアイデアの交換を通じてクリエイティブな関係を築いてきた二人。『Answers』では、長年にわたって続いてきた対話が、初の本格的なコラボレーション作品として結実している。


その制作の背景にあるのは、「前に進むために過去を振り返る」という発想。ウィーン、ウルヴァーハンプトン、ウェールズの田園地帯を拠点に、二人はメールやWhatsApp、共有フォルダを介して楽曲や映像、アイデアを交換し、相手から送られてきたものに反応することで、音楽を少しずつ発展させていった。


このコラボレーションのきっかけとなったのは、ウィルキンソンがドリアン・コンセプトによる2022年の映像作品「Let It All Go」を観たことだった。これを機にウィルキンソンからジョンソンへオーディオ・ビジュアル作品での共同制作を持ちかけ、そこから、ビビオとしてドリアン・コンセプトの2025年作品『Miniatures』にギターで参加するなど、二人の交流は徐々に発展していった。


音楽だけでなく、映像も二人の共同制作によって生み出された。『Answers』では5本の映像作品を制作し、アナログおよび初期デジタルのビデオカメラ、VHS-C、MiniDV、VJ機材、ビデオ・ミキサー、改造を施したアナログ・ビデオ機器などを駆使。経年した機材が生み出すグリッチや不完全さ、予期せぬ映像の乱れやアーティファクトを取り込みながら、身の回りで撮影した自然や日常の風景を新たな映像表現へと変化させている。


ビビオとドリアン・コンセプトによるコラボレーション・アルバム『Answers』は、10月16日 (金) にCD、LP、デジタル配信で世界同時リリース。国内盤CDにはボーナストラックとして「Towers」が追加収録される。CDとLPにはいずれもブックレットが封入され、国内盤CDと日本語帯付き仕様LPには解説書も封入される。



Wonderful just the way it is,

always cutting edge,

we are the “paper mic.”​​

(C) KAMIMIC Inc.
​kinarimagazine.com

KiNARI vol.30

特集「マイペース​」

雑誌コード:19162-07 

項数:132ページ 

価格:1100円(税込) 

発行:KAMIMIC Inc.

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