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GREEN RUSH

最近このワードを聞いたことがある方も多いかもしれません。このところアメリカで一攫千金を狙ったGOLD RUSHを模しての言葉だ。何を持っての金儲けか?私の投稿ネタを見てくれてる方でしたらお判りでしょう。そうです、大麻に関するビジネスでの一攫千金だ。


医療大麻を始め、スーパーフードの健康食、建材などの住用品、嗜好品のディスペンサリーショップ、CBDオイルなど、日本でも相撲の横綱や鳥居のしめ縄など神事ごとに古来から身近なもので、どこを取っても余すところがないスーパー植物だ。私が、ディレクションしてるヘンプ衣料の業界でも世界中からこの影響を受けて、中国のヘンプ農家は、大繁盛し糸の高騰も避けられない現状だ。このようなヘンプやカンナビス産業の現状を日本のマスコミはほとんど取り上げないどころか、芸能人の隠し持ってたジョイント一本の発覚だけで、まるで殺人者のように騒ぎ立てる。これじゃ人権侵害にあたるのではないか、と疑問視してしまう。国会のトイレで覚せい剤を摂取していた議員のその後の方が、興味深い話だ。アメリカなどの先進国と比較すると、とんでもない差だ。


話は、最初のGREEN RUSHに戻るが、この現状をリアルに取材して本にしたのが、高城剛さんだ。彼は、昨年このタイトルの本を出版したのだが、書籍には出来ずにKindleのみで出版だった。アマゾンの国際ビジネス書籍ランキングでは、今でもベスト1位をキープしている。本当は、みんなが興味あるお題なんですね。書籍にしてくれる出版会社が、手をあげないのであれば、自ら出版をしてしまおうと前回の内容をパワーアップし、ついに書籍として5月29日に発売を開始した。その発売記念イベントに高城さんの読者の中から選ばれた4000人が、日比谷野外音楽堂に招待され私も参加してきた。会場に入ってみると物販売り場には、長蛇の列だ。旅慣れた高城さん監修の品々がお目当てだ。軽量スーツにポケットが沢山付いてたり、両脇には、メッシュポケットが付き携帯電話や小型PCが収まる様になっているビジネスシャツなどなど。私のHEMP BRAND も HEMP & ORGANIC COTTON T-SHIRTの脇にメッシュポケットを付け、手ぶらで歩けるようにリメイクされていた。その他、今話題のELIXINOL製 CBD OILの人気は、凄かった。


高城さんは、映画館並みのスクリーンの前で、1時間30分弱でしたが、ひとりで

一気にマシンガントークで会場の観衆を釘図けにした。世界で一番最初に医療大麻と嗜好品として受け入れたウルグアイの話からはじまり、アメリカ、カナダ、オーストラリア、タイ、スペインと事細かく話は、軽やかに進んだ。日本の取材の中で、水耕栽培の権威の方で、大麻を29毛作で育てる技術があるのに目を付けたアジアで最初に医療大麻を国が認めたタイ政府に技術を提供する話は、興味深かった。


このままでは、世界はおろかアジアでも遅れを取ってしまうのではないかと思ってしまった。大麻ビジネスで一攫千金を狙った商売は、後を絶たない現状で、日本では、CBD OILの

マーケットが、年々広がってきている。もちろんTHCという覚せい作用がある成分は取り除かれカンナビジオール成分は大丈夫なので、日本での販売は、認められてる訳だ。高城さんは、日本は、CBD天国と言っていた。彼が、日本で販売してるCBDを30種位買って、アメリカで成分調査を依頼したところ、全く成分が入ってないものからTHCが、混入しているものまでバラバラだったそうだ。通販でも簡単に手に入るようだが、厳密に調べて買うのが好ましいようだ。


私が、ディレクションしてるHEMP BRAND の GOHEMPも今年で25周年になります。

BRANDを立ち上げた当初は、HEMPという言葉も説明しなくては、判ってもらえなかった。この言葉を浸透させる意味でも、ストレートなBRAND名にしたのも大いですね。今では、HEMPという言葉の響きには、何の抵抗もなく聞き取れます。しかし、日本語に直訳すると大麻です。この言葉を発するだけで悪の言葉の響きに聞こえてきます。不思議です。私たちは、これまで悪い植物として教育を受けてきたので仕方のない事かも知れません。しかし、今の世界状況に目を向けると考えが変わるはずです。覚せい剤も大麻も同じ薬物と認知する時代は、終わったのではないかな。公演最後に、高城さんが言い放った言葉がとても印象的で共感した。


固定概念を外す。

そうしないと前に進めない。

失敗もするかもしれないけど、一歩ずつ進めば、目標は必ず到達する。

そう信じてやるしかない。


人や地球環境に優しい古来からあるスーパープランツと私は、信じてます。



Peace and Love !







 

Joe Hashimoto

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