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ThinkingHighTime

ホームページをリニューアルしました。ニュース以外にもスタッフや仲間内からのスタートになりますが、記事に参加してもらって更新していく予定ですので、今後ともよろしくお願いします。さて、創刊した10年前にウェブマガジンのフイナムさんのお誘いで何となくブログのテーマとして掲げた「Thinking High Time」。個人としては本誌発売前ぐらいにしか投稿もできずに放置してきてしまいました。この度、仲間も加わり更新頻度も増えていくと思いますので、WEB版〈KINARI〉のテーマを「Thinking High Time」にブログ形式で更新していきます。



僕は日常よりも非現実的な場所へ訪れたときに、このことを考えます。ここで生まれて育っていたら、どんな人生だったんだろう? きっと好きなものも好きになる人も嫌いなことも、全て違っていたのかもしれない。場所は何処であろうと誰でも、そんな瞬間はあるんじゃないかなと思ってます。その状態こそが流されないHighな時。現実と想像、難しいけどバランスを保って毎日過ごすことに集中できたら、Highな瞬間だって訪れるはずなんです。

PCの整理をしていたら、10年前に友人の結婚式でネパールへ訪れたときの写真を発見したので、エベレストを拝んだ思い出と共に、ThinkingHighTimeのことに触れてみました。




ネパールは登頂などは経験がなくて、、、カトマンズというネパールの首都の街で、民芸品や衣類を欧米に行ったときのように散策していた毎日でした。近年の地震が起きる前に訪れたのですが、ネパールの人たちはヒマラヤ山脈の麓で生活している故に神に近い感覚を持っているらしく、皆笑っていて。確かに街は平和そのもので、アジア旅行にありがちな盗難や騙しも一切なかったのです。大変な惨事となった地震後も、その明るい国民性で復興していると聞きます。

この国の面白いところは毎日必ず停電するということです。それ故に経済の面での発展はスローですが、無駄な競争心も起こらず、街を散策していた時に感じた内側の豊かな人間性は忘れられません。日本が寒くなってきたら、まずは常夏のタイなどのアジア旅行もオススメですよ。ネパールは普通に寒いので、真夏以外の寒くない時期に再び行ってみたいですね。





 

Taishi Hikone(彦根泰志)

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