
N.H.TPES WAREHOUSE NOT FOR SALE
これまでのクリエイションでヴィンテージのミリタリーウエアや装備品を中心に着想を得てきた〈N.HOOLYWOOD TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE〉が、アーカイブ展『N.H.TPES WAREHOUSE NOT FOR SALE』を開催する。展示は9/25(金)より東京、10/9(金)からは大阪へと巡回して展示していく。また、展覧会にあわせ、リアルミリタリーウエアをベースに特別なリメイクアイテムを製作。限定数にて抽選販売も。N.H.TPESが何を見て、何を感じ、どのように服へと昇華してきたのか。その歩みとともに、N.H.TPESの世界観をこの機会に体感してみよう。
以下、尾花大輔氏より –––––
1990年。16歳、高校生だった私が初めて手にした古着は、一本のデニムとEddie BauerのB-9でした。
思えば、この一着との出会いが、私とミリタリーとの最初の接点だったように思います。
当時、ヴィンテージデニムやスニーカーがすでに高価な存在となる一方、アメリカ軍のチノパンツやカーゴパンツなどは、まだ現在ほど注目されておらず、大戦期の希少な個体であっても手の届く存在でした。そんな中で私が強く惹かれていったのが、アメリカ海軍のプロダクトです。ネイビーやブラックを基調とした色彩、海や夜に溶け込むための機能性、そして無骨でありながら洗練された佇まい。特にネイビーのデッキジャケットは年代ごとの違いを追いかけるほど魅了され、ミリタリーというカテゴリーそのものが、私のものづくりの原点になっていきました。
N.HOOLYWOODを立ち上げて約8年後、「本当に自分が着たい服とは何か」「自分が心から好きだったものを、自分の視点で作ってみたい」という想いから誕生したのが、N.HOOLYWOOD TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICEです。
2009 SPRING&SUMMERよりスタートしたこのラインは、MA-1のテストサンプルやチノパンツなど、限られた数型から始まりました。コレクションを重ねる中で、軍へ支給されるプロダクトであるならばミルスペックという考え方も欠かせないという思想のもと、独自のスペック管理やナンバリングを構築。ジャケットやパンツ、アクセサリーに至るまで、一つひとつのプロダクトを体系的に設計・管理してきました。さらに対象はアメリカ軍だけに留まらず、NATO軍をはじめとする各国軍へと広がり、N.HOOLYWOOD TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICEは現在、N.HOOLYWOOD COMPILEと並ぶN.HOOLYWOODを代表するコレクションへと成長しています。
本展では、その約17年にわたる歩みを振り返りながら、ブランドのクリエイションを形づくってきたものを展示します。N.HOOLYWOODの原点と、N.HOOLYWOOD TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICEが積み重ねてきた17年の歴史を、ぜひご覧ください。

N.H.TPES WAREHOUSE NOT FOR SALE
■TOKYO
会場:Mister hollywood
住所:東京都渋谷区神宮前4-13-16 Mister hollywood 3F
期間:9/25(金)–10/4(日) 12:00-20:00
■OSAKA
会場:Mister hollywood OSAKA
住所:大阪府大阪市西区南堀江1-14-5 Mister hollywood Osaka 3F
期間:10/9(金)–10/18(日) 12:00-20:00