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KENZO BY NIGO 2025 A/W


 



Futura 2000とNIGOが共に抱く宇宙への関心を反映したコラボレーション



東京からパリへの列車の旅から生まれたワードローブ。KENZO 2025年秋冬メンズコレクションは、未来的な高速列車での東西横断の旅をイメージしてデザインされた。1998年秋冬シーズンのメゾンの「トレイン・ショー」のコンセプトを再解釈した、アーティスティックディレクターのNIGOは、旅のエネルギーを表現するため、ドレスコード、素材、パターンを融合し、遊び心のあるプレッピーなスタイルに仕上がった。長年の友人であるアメリカ人アーティストのFutura 2000をコレクションのイメージとアイコン制作に迎え、二人のニックネーム「2000」と「ニゴー」 を組み合わせた2025年という偶然にもコレクションの年と一致する数字が生まれた。エッフェル塔を望むシャイヨー宮で開催されたショーでは、アメリカ人チェリスト兼作曲家のErik FriedlanderによるNIGO選曲のライブパフォーマンスが披露された。








Futura 2000

1994年以来NIGOと親交のあるFutura 2000 が、コレクションのイメージとアイコンを手がけた。1970年代のニューヨークでグラフィティ・アーティストとして活動を開始した彼は、抽象表現をいち早く作品に取り入れ、1980年代初頭には現代アートギャラリーで展示を行うなど、先駆的なアーティストとして活動し続けてきた。彼とNIGOが共に抱く宇宙への関心を反映した今回のコラボレーションでは、Futura 2000の特徴的なアトムのモチ ーフとKENZOを象徴するボケの花を組み合わせたデザインが展開される。このモチーフは、リップストップとナイロンのトラックス ーツ、ニードルパンチ加工のワークウェア、刺繍入りデニム、ブリーチプリントデニムなどに用いられた。ニットウェアでは、宇宙をイメージした糸がFutura 2000のスプレーペイントのような独特の風合いを表現。また、グリズリー加工を施したシアリング素材のバーシティジャケットには、彼がデザインしたKENZO のロゴが刺繍されている。





 

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