2019年に本格再始動したステレオラブが、23年振りにリリースするシングル集シリーズの最新作『Electrically Possessed [Switched On Volume 4]』より、新たに「The Super It」を解禁した。再始動後、音楽史に燦然と輝く7タイトルのリマスター盤再発企画をスタートさせ、音楽ファンを喜ばせたステレオラブ。今作『Electrically Possessed』は、1992年の『Switched On』、1995年の『Refried Ectoplasm』、1998年の『Aluminum Tunes』と続いたシングル集シリーズの第四弾『Electrically Possessed』となっている。 Stereolab - The Super-It (Official Audio)



もともと1999年に〈Duophonic UHF Disks〉からリリースされたツアー限定7インチ・シングルEP『The Underground Is Coming』に収録された「The Super It」について、ティム・ゲインは次のように説明している。 ある意味、失われた歌のようなものだ。この曲はアルバムのために書かれたものではなく、ブリジット・フォンテーヌとコラボレートした7インチ・シングル 「Calimero」とほぼ同時期に書かれ(二つの曲には大きな共通点があると思う)、廃盤になった『Charlie's Angels in Space』というゲームに提供した「Fried Monkey Eggs」などと同時期にレコーディングされた。でもこの曲は、そのプロジェクト用に作ったわけじゃない。初期の頃だったら、シングルとしてリリースされ ていたと思うけど、当時はアルバム『The Groop Played "Space Age Batchelor Pad Music』のタイミングだったので、ツアー限定7インチEPの一部としてリリースすることになったんだ。フルトン・ディングレーによって完璧に録音されこの曲は素晴らしいサウンドで、この時期の最高傑作の一つであることは間違いない。もう少し待って『Margerine Eclipse』に収録しても良かったかもね… 再発タイトル同様、〈Warp Records〉と〈Duophonic UHF Disks〉のダブルネームでリリースされる本作には、1999年から2008年までのステレオラブの歩みを網羅した25曲を収録。ほとんどの音源において、メンバーのティム・ゲインの監修の元、電気グルーヴのマスタリングも手掛けるボー・コンドレンの手によってリマスタリングが施されている。廃盤となったミニアルバム『The First Of The Microbe Hunters』の全曲を収録しており、入手困難なツアー7インチ、コンピレーション曲、アート・インスタレーション作品、アルバム『Mars Audiac Quintet』と『Dots and Loops』のレコーディング・セッションからの未発表曲も収録される。