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ステファン・ブルッゲマン

ALLOW ACTION (GOLD PAINTINGS)



会期: 2021年9月18日(土) - 10月23日(土)

開廊時間: 11:00-18:00 (火-土)

※日月祝休廊

会場:KOTARO NUKAGA(六本木)

東京都港区六本木 6-6-9 ピラミデビル 2F






2018年10月の柿落とし以来3年ぶり、2回目の開催となるステファン・ブルッゲマン。ロンドンとメキシコシティーを拠点に、彫刻、映像、ペインティングやインスタレーションなど、異なる領域を横断しながら制作を続けるアーティスト。日常的に目にするニュースやSNS、街なかに溢れる広告のテキストを、辛辣な現代社会批評とポスト・ポップの美学的視点を交えて巧みに組み合わせ、日々加速するデジタル社会にはびこる矛盾をあぶり出している。

今回の個展で発表される作品は、2020年のコロナ禍におけるロックダウン期間に新たなシリーズとして生まれた「Gold Painting」シリーズの新作10点。カッティングシートに写しとったテキストを木製パネルに貼り付け、上から金箔をラフに手で擦り付けながら何層も重ねた後、パネルの裏面からタッカーを打ったり、ナイフで表面を傷つけたりすることで描かれている。



ステファン・ブルッゲマン

Stefan Brüggemann 1975 年 メキシコシティ、メキシコ生まれ。 ブルッゲマンは、メディアや広告、SNSに至るまで夥しい数のテクストが溢れる 現代社会で生じる様々な矛盾を、言葉やアプロプリエーション(流用)を通して 作品化する。主にポスト構造主義や脱構築、ニヒリズムの思想をベースにしなが ら、「コンセプチュアル・ポップ」と自身が呼ぶように、理論とポップな手法を 融合させる。トートロジー(同語反復)やミニマルで普遍的な言葉を用いるものの、それらが挿入される場所性や文脈から想起される問いは、常にその言葉を読み解く個人に向けられる。時代に合わせて言葉の再定義をするのと同じく、金箔からネオンライトまで様々な素材を扱い、美術における技法や素材の意味の再定義も試みる。2019 年にパリのポンピドゥー・センターで作品を展示するなど、各国で展示やプロジェクトを展開している。